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風邪と発熱

健康工房 2

風邪と発熱

風邪をひく人は多くいます。冬にはインフルエンザが流行し学級閉鎖がよくあります。勉強嫌いな私はインフルエンザで休んでいる人の机を数えては、「明日は休みかな?」と早く学級閉鎖にならないかと期待したものです^-^;

さて、約90%の風邪はウイルスによって起こります。風邪を起こすウイルスは沢山あるのですがインフルエンザウイルスは一番有名ですね。

風邪の症状としては、鼻水が「ズルズル」と出て、咳が出て、咽が痛い!「咽が痛くて飲み込めな〜い」熱も出るし頭痛や倦怠感もあります。食欲も低下しますよね@-@;

皆さんは風邪にかかりたくないですよね?冬に風邪をひく人は増えますが、予防はとても大切です!「手を洗う・うがいをする」ということは非常に重要です。冬は室内の湿度を50%以上に保つことでウイルスを殺すことが出来ます。冬は湿度に注意してね!でも湿度を上げすぎによるカビにご用心^-^

食生活や睡眠を規則的に行うことで免疫力が正しく働くため、規則正しい生活を実践することが一番の予防にもなります。大学生の人はマージャンで夜更かしを続けたり、毎日カップラーメンばかり食べたりという生活はダメですよ^-^

小さなお子さんのいるご家庭では手洗いをきちんと教えてあげてください。ハンドソープをつけて手を擦りながらすぐに洗い流すという手洗いは意味がありません。しっかり泡が立ってから、手の平・手背から手首までを15〜30秒ほど時間をつかって、しっかり洗ってから水で流すように教えてください。石鹸・シャンプーなどは泡が汚れや雑菌を包み込んで綺麗に落とすという原理なので間違えないでね!液をたくさんつけても泡を立てないと意味がない。

風邪はウイルスが体内に入ることで発生します。このウイルスを退治するために免疫が働くのですが、この時に熱がでます。

体内は約37℃の核心温を保っています。しかし風邪などでは設定されている37℃の核心温は体温調節機構(体温を決める指令塔)の働きで上昇し普段より高い温度に設定されます。ウイルスの進入により体内では緊急事態となり突然に上げられた設定温度に対して、実際の温度は設定温度まで上昇するのに時間がかかります。この設定温度は高いが実際の体温は低い時期が、風邪をひいて熱が上がってきているのに寒さを感じたり体が震える原因です。ガタ・ガタ・ガタ@-@;寒い〜

設定温度に実際の体温が上昇すると寒さと体の振るえは消失します。進入したウイルスを退治(治癒)できれば設定温度は下げられます。治癒により設定温度は下げられますが実際の温度は高い温度のままなので、体が熱く感じますし熱を逃がすためにも発汗は多量に起きます。熱は高いけど暑くて無意識に布団を蹴ってしまう様な時は汗をいっぱいかいていませんか?

寒さを感じている時は布団をしっかり着て厚着をすることがポイントです。体温上昇が一定になり高体温が持続すると、体内温度の低下のために発汗が起きます。この場合はあまり厚着はせずに、汗で湿った衣類はこまめに交換してください。湿った衣類を着続けているということは熱を逃がすのを邪魔しているのと同じです。

体が熱いなーと感じている時は氷枕を使用するとよいのですが、しっかり氷枕にタオルを巻き頭に当てた時にひんやりする程度にしてください。たまにタオルを薄く巻いて冷たいと感じすぎるようにしている人がいますが、氷枕では体温を下げることは期待できませんので、あくまでもひんやり気持ちいい程度で止めてください。リラクゼーションが重要です!

私達が行う家での対処法として熱を下げる効果を期待できるのは、脇と股を通る動脈を冷やすことです。動脈は全身に血液を送っていますので動脈を冷やすことで冷たい血液を循環させ体温を下げると言うしくみです。高熱の時はペットボトルを凍らし、タオルをしっかり巻き(直接ペットボトルが体に触れないように注意してね!氷を直接体にあてられているのと同じになっちゃいます><)脇の間に挟むことで、脇を通る動脈の血液を冷やすことができますよ。

体温が上がることでウイルスの複製を抑制したり、ウイルスによっては熱で死滅させるという働きもあり熱が上がることは重要なことです。体温の上昇は体外からの侵入者に対しての防御反応であり体を回復させる働きを促してもいますから、風邪をひいて熱が出たから無闇に解熱剤を使用して熱を下げるという考えは間違っています。

薬で熱を下げることは免疫活動を抑制することになり、侵入者であるウイルスへの攻撃を弱めてしまいます。しかし高い熱が何日も続いたり、嘔吐するために食事・水分摂取が困難な時は薬剤による解熱は大切ですね。

38℃前後の熱であれば2〜3日は安静にして食事・水分摂取を正しく管理できれば薬を無闇に飲まないで免疫反応を促進させた方がよい結果を出しそうですね^-^

39℃を超えるような熱や38℃前後の熱が3日以上続くような時は、病院受診を行い早期に解熱のための対応を行うことが重要です。

小児は成人と体力的な違いもあり別に考える必要があります。お子さんの発熱では37〜38℃だから大丈夫だろうと自己判断をせずに必ず早期に病院受診をしてください。

風邪をひいて熱が出た時には「薬で熱を下げればいい」「体を温めればいい」「布団や服を沢山着ればいい」という単純なものではないようですね。生体防御に必要な熱(38℃前後)であれば無闇に恐れず、慌てずに正しい対処法を取ることで免疫反応を促進することができ治癒を早めることが可能です。

風邪を起こすウイルスを直接殺すことのできる薬剤はありません。あくまでも、病院から処方されて服用している薬は生体内の免疫反応を助けるための薬剤であることを覚えておいてくださいね。自分自身が風邪を治しており薬が治しているのではないのです!

私は大事を取って基本的には早期の病院受診を皆さんにはお勧めしますよ^-^


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