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体温と健康の関係

健康工房 1

体温と健康の関係

夏の暑い日にはアイスクリームが非常にうまい^о^!体も冷えて気持ちいいですよね。糖分が多いから食べた後は咽が渇く。ジュースを飲むとさらに咽が渇く><;

日本は季節が変わると暑かったり寒かったりと四季が楽しめる良い国です。環境の変化に対応して私達は体温を一定に保つことで日々生活できています。

運動した時や風邪などの病気では体温は上昇し寒い場所では体温は下がります。TVや新聞でも熱中症や凍傷で亡くなるという悲しい事故のニュースを見ることは多いですよね。体温の維持がどのように行われているかを考えて見ましょう。

人の体温は個人差がありますが基本的には約37℃に設定(核心温)されています。37℃はちょっと微熱ぎみじゃない?と思いますよね。普通は体温計で測ると35.5〜36.5℃くらいだよな〜?体温計で測定する場合は一番高いのは直腸で37℃前後の数値が出ると思います。口腔温は直腸温に比べると約0.3〜0.5℃、脇では0.5〜1℃ほど低い体温となります。

体の位置により体温の差があり、体の内部は体温が高く表面は低いという特徴があります。体内の温度を核心温といい表層部を外殻温といいます。

なぜ核心温が高いかというと!安静時は脳や心臓や肝臓を中心に内臓器官により熱が産生されます。寒い時は頭部・体幹部を中心に核心温を維持しますが四肢の核心温は外殻温に近い温度に低下します。内臓器官の体温低下を防ぐためにも手や足の温度も低下しています。逆に暑い環境では四肢まで核心温の範囲が広がります。熱を体全体で放出できる利点がイメージできますね。熱産生の臓器として脳や内臓は大事であり、熱が高すぎても低すぎてもダメなのでしょうね!

体温は1日中一定ではなく概日リズムというものがあり体温は1日の中でも変動しています。早朝(約5時ころ)が一番低く、朝食を食べると上昇していき夕方には最高値となります。日中は食事・運動量・環境(室内温度)などにより沢山の体温変化の要因があるので、朝起きた時の体温を測定して基礎体温とします。女性では常識だと思いますが、基礎体温を毎日測定しグラフにすると低温期と高温期(約0.5℃の差)があります。低温期が続いていて一過性に基礎体温が低下し(約0.2℃)てから高温期が始まると排卵があったということですよね。体温変化がない月経では排卵が行われていないということらしいですね。また、妊娠すると妊娠4ヶ月まで高温期が続きます。体温一つでも以外にいろんなことが分かるのですね。

体熱を上昇させる要因としては、食事による臓器でのエネルギーの産生や運動による筋肉内でのエネルギー生産などが影響することは想像できます。この他にも寒い時にふるえますよね?体がふるえることも筋肉が収縮と弛緩を速く繰り返している状態です。運動していない状態で体はふるえているので、この時のふるえにより作られるエネルギーは体を動かすエネルギーとして利用する必要がないため多くが熱として利用されます。ちなみに寒い時は息を吸う時にふるえが促進されて吐く時は抑制されるそうですよ。そう言われれば「ふー」と息を吸う時に「ガタガタガタ」とふるえがましていたような!

もう一つ熱産生に関わる反応としてふるえを使わない熱産生(臓器の熱産生も同じ)があります。皆さんは褐色脂肪組織というのを聴いたことありませんか?数年前にどこかのTV番組でこの褐色脂肪組織の働きを利用したダイエットを紹介していたとなんとなく記憶しているのですが?なんだったかな・・・?

褐色脂肪細胞は生体内で脂肪を燃料として熱産生を専門に行う唯一の組織です。なに〜脂肪を燃やすの?@∀@!

この褐色脂肪細胞は寒い環境で働くもので、人ではあまり発達していません。冬眠をする動物などで発達しているようです。人では肩甲骨の間・頚部・脇・腎臓周囲などに存在しているそうです。

人でも寒冷環境に順応してくると褐色脂肪細胞が増殖し体温調節に働くことや、過食では過剰なエネルギーを熱として産生し正常体重維持などにも関わっているようです。風邪を引いた時に使用する熱さまシートなどを脇の下や肩甲骨の間に張って、細胞の働きを活性化させて基礎代謝を上げダイエットをするという内容だったように思いますが?流行らなかったということは効果が少なかったのかな@-@;理論的には分かるのですが、

逆に体温をどうやって下げるのか?という部分に注目してみましょう!

体温の放熱に関わるものは放射・伝導・対流・蒸発などがあります。放射は体から赤外線として接触していない物体へ熱が伝達されることです。このため、立っている時が椅子に座っている時(椅子と接触している)よりも放射率は大きいです。

伝導は接触している物体に熱が伝わることで、椅子に座っていると椅子に体熱が伝わります。立った時に椅子が温かいですよね。「ん?まだ温かい!敵はそう遠くまで逃げていないはずだ!」と時代劇でよく見ます^-^

対流は空気などが動くことで体周囲の暖められた空気が冷たい空気と入れ替わることでさらに熱が伝わりやすくなるという状態です。

蒸発は汗が出ると蒸発して乾きます。不感蒸発と発汗の2つがあり、不感蒸発は体の皮膚や気道から常に水分が蒸発している状態で、1日に皮膚からは約700ml、気道からは約300mlの蒸発があっているようです。蒸発する時に体熱が奪われて体温が下がります。外気温が29℃を超えると発汗が起こり始めます。外気温が36℃を超えると発汗による体温低下が中心となります。汗がボタボタ@-@“湿度が高いと皮膚の汗が蒸発しにくいために不快に感じてしまいます。ムシムシ`D゜

発汗は個人の生活環境にもよりますが、平均で1日に約600ml、夏期では約1リットルになることもあるそうです。夏は水分をしっかり取りましょう!

体温は高すぎても低すぎても細胞を破壊してしまいます。人間にとって体温を一定に保つことは非常に大切なことのようですね。


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