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私の慢性痛日記4

函館の魔女編

函館の魔女(ぎっくり腰の体験談・日記)

平成17年9月16日から25日まで北海道にご縁があり長期滞在をしておりました。季節は夏の終わりで涼しく快適な気候であり、美味しいものをたらふく食べる至福の日々が続いていました。今回は遊びが主ではなく土日は研修の講師や運営を行い平日は実技指導と、まあ食べる以外は忙しくしていたわけです
^-^

研修の合間に3日間の自由時間があったので、札幌から函館へ向かうことにしました。札幌からは特急スーパー北斗で約3時間30分の電車の旅です。北海道は緑が多く大地も広くなかなか車窓からの景色が素敵でした。

たまには電車の旅もいいものです^-^
函館駅に到着した私は駅のすぐ横にある市場へ直行!これが噂の函館の市場か〜?海鮮丼のお店も沢山あるぞ〜@∀@
さすがに夕方だから多くのお店は閉まっている・・・・楽しみは明日だ。
うに丼・いくら丼・鉄火丼・・・・ぜんぶ食べれるだろうか?函館と言えば塩ラーメンも美味しいらしい!洋食屋もいいと聞いている?

2日間の宿泊予定だから、まず明日の朝に海鮮丼を2種類は食べて・昼に塩ラーメン食べて・夜に洋食屋で何か食べてみよう!で、あさっての札幌に帰る前に朝に海鮮丼をまた2種類くらい食べて、五稜郭を見学して帰ろう!

こんな予定を妄想しながらホテルにチェックイン。明日からは死ぬほど食べなくてはいけないのでコンビのおにぎりを一つだけ食べて就寝・・・・ZZZ

朝7時に起床し、急いでシャワーを浴びる。お腹は空いているし、起床時に窓から見えた市場は賑わっている\@∀@/急がなくては〜僕の海鮮丼がまっている〜

お腹を空かせた戦闘態勢の私は準備を急ぎシャワーへ走る!焦りながら浴槽の中、最後に片足立ちで足の指の間をせっせと焦って洗っていると?ツルンと足が滑る・・・?後方に転倒しそうだ。とっさに踏ん張り体制を立て直す。セイヤー`о´/とっさに洗っていた足で床を蹴り踏ん張る。踏ん張りきれたかに思われた瞬間!腰の辺りでグギッという鈍い音と共に激痛が腰に発生!痛〜い@д@;痛い稲妻が僕を攻める〜♪

激痛と共に浴槽の中にしゃがみ込む私。よつばいの姿勢のまま動けない。う〜痛い。やってしまった(´д`)シャワーは出っ放しで頭からお湯を浴び続ける。悲観した主人公が頭からシャワーを浴びながら泣いているかのような映画のワンシーンの状態だったと思う。腰が痛すぎて思わず顔が引きつりながら笑いが出てします。アハハハ・・・子供の頃に歯医者で麻酔が痛過ぎて思わず笑いがでていたたことを思い出す。痛いな〜、動けないな〜かっこ悪いな〜

よつばいで頭からシャワーを浴びながら対策を練る私。痛みが強く動けないにも関わらず、びっくりするほど冷静であるのには自分でも驚きでした。さすが理学療法士^-^
まず単純なぎっくり腰かヘルニアか?これがポイントです。転倒方向への重心移動を腰で止めたので、腰が多くの体重を支える結果となったのはグギッという音と、腰で感じた脊椎のずれる感触が物語っています。

腰への過剰な負荷により、椎間板の髄核が飛び出てヘルニアになっていないかが心配でした。ヘルニアになっているとしばらくは仕事が出来ないので困ります。
浴槽の中でよつばいのまま動けません。まずは足の指が動かせるかをチェックしました。足の指OK。次に膝・股関節が動かせるか力が入るかをチェックしました。お尻にも力が入るし膝も動く、これまたOK。

お尻から足の指まで、下肢の全体で痺れがないかを確認し、痺れている箇所が無いので全体的にもこれまたOK。お尻や足にしびれ・麻痺(脱力)などの神経症状が見られないためにヘルニアでは無いと判断され安心できました。5日後の仕事開始まではなんとかなりそうだ!

この浴槽からの脱出は自力で行わなくてはいけません。「助けて〜」と声を出してもシャワーの音でまずは廊下まで聞こえそうにありません。人を呼ぶにしても起き上がり、身体を拭いて、パンツくらいは穿いて助けを求めないとかっこ悪いなと思いながら、作戦を練る。

少しずつ体のあちこちを動かしてどの程度動かせるか、どの程度動かすと痛みが出るかを確認していきます。腰は反る方向にも曲げる方向どちらに動かしても激痛が走ります。激痛はビリビリビリ・・・・てな感じです。ほとんど真っ直ぐの状態でなければ痛みに耐えれない状態で、身体も痛みでほとんど捻れないことが判明。

かなり動かせる範囲が狭いな〜・・・・どうするか?

よつばいですから、体重は両手と両足(膝をついている)の4点で分散している状態です。まず浴槽の縁に両手を移動(身体の横あたりをつかむ)して手の力で立ち上がろうと考えたのですが、よつばいを解除して片手両膝で体重を支え片手を浴槽の縁へ移動途中ですでに激痛発生。膝に体重が移るので腰への負担も同時に増強しており激痛が生じます。膝に体重を乗せすぎるのもダメなことが判明。

次に両手に体重をしっかりのせて前方の浴槽の縁に手を移して立ち上がっていきます。両手に体重を多くのせているので、手がプルプルしているのですが、腰の激痛は少なくなんとか膝の離陸が可能。浴槽の縁から壁を押し付けながら上へと手の位置を上げて行きながらゆっくり身体を起こしていきます。この時も両肘を伸ばして壁に押し付けながらつっかえ棒のように手を使い、体は出来るだけ腰を反らないようにお腹を引っ込めるように意識していました。

なんとか壁を押し付けながら、腰は伸ばせないので膝を曲げた中腰姿勢で前方に傾いた状態で立つ事が可能となりました。ぎっくり腰発生から約30分は経過していたと思います。

壁を伝い移動してバスタオルを取り軽く拭ける範囲を(ほぼ上半身のみ)拭いてからベッドまで壁に手を突いて横歩きで少しずつ進んでいきます。途中何度か激痛で座り込みそうになりましたが、両手でしっかり体重を支えプルプルしながらも踏ん張りました。

根性〜`о´

ベッド近くに背もたれつきの椅子を置いて、椅子に手を突いてベッドに横になる。この時はどうしても身体が捻れるので激痛が走りました。

ベッドに横になりはっと気付く!パンツを穿いていないではないか・・・・助けを呼ぶにも電話が届かない・・・・う〜><

しばらく横になり休んでからフロントに連絡しよう〜。ちょっと休憩だ。腰が痛くて仰向けにはなれない。だいぶ疲れていたのでしょう・・・・30分ほど眠ってしまいました。

目が覚めると時計の針は9時をお知らせしています。
「今日はまず動けないな、安静時は痛みが無いし痺れも無い、寝返りなど体を動かす動作で激痛が走るからやはりぎっくり腰だろう?腰を触ってもあまり熱も無く激しい炎症も無いようだから、腰の深部の小さな筋肉か靭帯の損傷だろうと予測される。急性期の痛みピークは受傷から1日程度だから明日の痛み軽減のスピードを見て病院受診を検討しよう。今日はともかくホテルで安静に決定だ。

本日のゴロゴロ生活が決定した頃に、ハッと思い出す。掃除は必要無いことをフロントに伝えなくては掃除のスタッフに裸で発見されてしまう。電話は机の上にあるため移動が必要である。痛いのに〜あの電話の位置が憎たらしい`о´

左側を向いて横向きに寝ている私。ベッドに手を突いて起き上がろうとちょっと動こうとすると、ベッドが沈み込み手の力が分散されその分腰に負担が来る。ギャー激痛が〜。マジで動けない。@д@;作戦を練る

介護の経験や知識のある方、医療・介護の仕事に従事している方は患者を起き上がらせたり、立たせたり、車椅子に移乗させたりという介助の仕方を勉強しますよね。最近ではNHKなどでも介護技術の番組もよく見かけます。

ちょっと知識のある方ならみな知っているベッドからの起き上がりで、患者をベッドの端まで移動させて、先に両膝から下をベッドから垂らすことで足の重みを利用し上半身を楽に起こすやり方がありますよね。まずあれをやってみようと考えたのですが。膝をベッド端から垂らし始めたら腰に負担が生じ激痛が走るので断念。ぜったい無理・無理><

その他にいろいろ行ってみるものの・・・起き上がるための全ての動作に腰の動きが必要なため激痛が生じてしまいます。う〜痛い・・・動けない〜

腰の痛みが強いと介護やリハで使用するこれらトランスファー技術は全く機能しないことを仕事で実感はしていましたが、今回は十分なほど体感できて勉強になりましたね。役に立ちゃ〜しない。

さあ〜どうするか?ベッドの端で相変わらず左側を向いたままです・・・・
ベッドから起き上がり→座位を取り→立ち上がるという起き上がるための一連の常識を捨てて作戦変更です。ベッドから床へ降りよつばい姿勢となり→椅子を伝って立ち上がるという方法を考える。よつばい姿勢は楽だったから^-^

ベッド端から勢いで落ちると悲惨な結果が待っているような気がします。単純に落ちるわけにはいかんな〜。

出来ればうつ伏せになり足からそっと降りると腰は反らないので楽そうな気がします。うつ伏せになってみよう!腰を捻らないで動くということは非常に大変です、もちろん腰に力が入ると痛みが強いので最低限度の力しか入れられません。

左側へ横向きに寝ている状態ですから,そのまま簡単にうつ伏せになれそうなのですが痛みが激しく腰が捻れないのです。うつ伏せの姿勢になるにも作戦が必要です。横向きの状態から左腕を身体に対して約90度の位置まで上げます、右手はベッドの端を下に触って行くとクッションからベッド本態の硬い部分に触れたので、ちょうどいい!その硬い部分に手を掛けて手で押し付けて少し身体をベッドから浮かせることで、左の肩を引きながら左前腕に少しずつ身体をのせていきました。最終的には胸の下あたりに左前腕(肘から手首の部分)があり、右手はベッド端の硬い部分をつかんでいるという半うつ伏せ状態まで移動できました。

なんとかうつ伏せになれたので足を少しずつゆっくり下ろしてみると!ビリビリビリ・・・・激痛が@д@;足の重みが腰の負担を増す〜

いろいろ試してはみるものの、確実に一瞬痛みを感じなくては床へ移動できないと分かる。覚悟が必要だ!起き上がるのに対して床への移動は重力に逆らわないので、降りる時の腰の捻れによる痛みだけを耐えれば、素早くよつばい姿勢を取れば痛みが一瞬ですむだろう。これが重力に逆らう起き上がりでは腰の筋肉に強い力を必要とするので、痛みは激痛となるから今の私では到底不可能な動作である。

覚悟を決める!
左手でベッドを押し体の重みを支えながら右手は床面に向かって伸ばす、同時に右足も膝を床面に向かって下ろす。右手と膝を下ろしていくのですが半分は滑り落ちるという表現にも近い状態だったと思います。右手は着地に成功し、右膝が着地寸前に腰に激痛が走る!イタイ〜。痛みが出た瞬間からは魚がまな板の上で飛び跳ねるかごとき素早い動きです。痛みから逃げる動作は速いもので気付くとよつばいになっていました。この素早い間の動作については必死で動いており冷静な記憶がありませんので解説は控えさせていただきます^-^正確にお伝えできなくて残念です。

なんとかよつばい姿勢になれて立ち上がることができました。結局は受傷から3日目まではホテルでのベッドからの起き上がり方はこの様な感じでしたね。フロントに本日は寝て過ごすことを伝えて椅子に座る。一度ベッドに横になると起き上がるのに時間がかかるので、可能な範囲座って過ごすことにしました。

椅子に座ると背もたれはあるのですが、一番奥までお尻を引いて座っても腰は反ってしまうので背もたれは使用できません。机に両肘か手をつき、手で体重を支えて腰への負担を減らすことで座れているという状態です。腰は反り過ぎない曲げ過ぎないを基本に坐骨結節(硬い座面の椅子に座ると左右のお尻に1ヶ所ずつ座面と当たっていると感じる骨がありますよね?それが坐骨結節です)でしっかり体重を支えるとかなり楽に長時間座れました。

腰が痛く手を利用しないと座っていられないのですが、ただ座っていても面白くないのでTVをみると食べ物が登場!キュル・キュル・キュル〜お腹空いた@д@;昨日の夜からおにぎり一個で我慢していたのを思い出す。

手持ちの食料は柿ピー1袋とじゃがポックル3袋と白い恋人6個とお菓子だけだ。あっ!おいなりさんを買っていた!冷蔵庫を開くとそこには後光を放つおいなり様がいらっしゃいます^∀^ありがたや〜ありがたや〜

私は感謝の気持ちを込めておいなり様を美味しく頂きました。ちっ、3つじゃ全然足らね〜や
`о´おいなり様を見つけた時の感謝の心は煩悩を捨て去った僧侶のように澄み切っていたはず。思ってはいけない思っては。感謝しなくては。

5分も持たずに、あ〜腹減った、おいなり3つじゃ全然足りないな、柿ピーた〜べよう!私の悟りも5分も持ちませんでした^-^
柿ピーを食べるのに手で食べると指先が汚れて洗うのが面度なので箸を使って食べることにしました。私は基本的にスナック菓子を食べる時は普段より指が油などでベタベタするのが嫌いなのでよく箸を使って食べています。家でお菓子食べてTV見て、リモコンが汚れないというメリットと手を洗いに行くのが面倒という理由なんですが。

柿ピーを箸でつまみ食べるのですが、片手はかならず机に突いて身体を支えていないと腰に激痛が生じます。右手だけで箸を使い食べるのですが、ポロッポロッと落としてしまいます。そ〜なんです。座って食べる時でも手だけを動かして食べているのではなく、肘や肩や腰や頭などいろんな関節を微妙に動かして滑らかな動きを実現し食べれているのです。この時は机に左手を置き身体を支え、腰も力を入れて固定しており首もあまり動かせないので、右手・右肘・右肩ばかりを使用して無理やり口まで運んでいるのですから、小さな柿ピーが途中で箸の間からポロッと落ちるのは当然です。

う〜食べられない@д@;柿ピーが足元で散乱している。これを片付けるにはよつばいにならなくてはいけない。これ以上の散乱は困るので柿ピーを食べるのは諦めよう!じゃがポックルがあるじゃないか。これ美味いんだよな〜^∀^

函館に来る前の土日に研修会のおまけ講師を務めたおかげで、いただいたお土産お菓子のじゃがポックルと白い恋人。北海道滞在がまだ1週間は残っていたのでその間荷物になるから自分で食べて、空港の土産屋で買って帰るか!と考えていました。毎日夜に美味しい食事に連れて行ってくれたので、夜はお腹いっぱいの日々でしたが荷物減らしのようにボリボリと夜な夜な少し無理して食べていました。

後で知った事ですが、このじゃがポックル幻のお菓子で並ばないと手に入らないものなんですよね。このサクサク感と抜群の塩味は他にありません。マジ美味です。北海道限定のカルビーの商品らしく全国販売して欲しいものです。

それを知ったのは帰りの時で、なんとまあ〜無駄に食べていたことか。後悔先に立たずとはよく言ったものです。
ぎっくり腰をしたこの日も、柿ピーの2番手として登場したのですが箸の間から落ちてゆく。3袋食べたのですが1袋分は落としたと思います。

お腹もいっぱいになって来た所で時間はすでに11時を過ぎていました。腰の動かせる範囲と痛みの少ない椅子の座り方が身についてきたので、歩行練習を開始しました。もちろん壁伝いに横歩きでゆっくり少しずつ部屋の中を歩きます。時々腰に激痛が走りそうになりながらも、休憩を入れながらトイレと机の間を楽に移動出来るように何度も練習しました。

ぎっくり腰では腰の痛みが激しく動き方では激痛が頻発します。骨や神経が折れたり・切れたりしているのでは無いので、動くことで腰の損傷がどんどん酷くなることはありません(よっぽど激痛を我慢しながら無理やり誰かに押してもらい大きく腰を反ったり曲げたりするくらい動かせば壊れるでしょうが?)。安静にしていないと今感じている強い痛みが増していきそうですよね。どうもこの辺りの誤解が大きく、一般の患者様ではぎっくり腰で「痛いし怖くて動けない」と繰り返し訴え、説明を聞かない・動こうとしない人達の多いのが自分で体験して実感されました。確かにこんなに激痛だと基礎知識が無い一般の方ではしばらく寝たきりになるのも分かる気がします。

ぎっくり腰で炎症による痛みでは、その炎症部位の修復が行われている以上は炎症物質を抑制する薬剤が主役になります。抗炎症薬の飲み薬と胃薬のセットか座薬で対応することが多いと思います。

予想がつくと思いますが。身体の痛みは炎症が終了するまで待つ必要がありますが、痛みはすぐには消えないけど、動きの工夫を行い動ける範囲をどんどん動いていくことが重要です。自分の腰の痛み状態にあった楽に動ける動作を学習していかないといけないのです。

今回のぎっくり腰の経験からも、自分が楽に動ける動作をいかに早く身につけていくかがポイントだと心底実感しました。理学療法士としてはこれらぎっくり腰で来院された方の痛みを何とか技術を使いその場で減らそうとチャレンジすることは、私の場合も多かったのですが、やはり本質からズレている行為ですね。

理学療法や鍼・カイロ・マッサージなどの徒手技術では一時的に痛み軽減効果が出ても痛みの少ない時間は数時間も持続しないでしょう?炎症物質は抑制できないのですから。筋を弛緩させるのでスパズムの軽減により若干動きが楽になる可能性はありますね。急性期では鍼が良い効果を出すことは多いですね。

何れにしても炎症物質が痛みの原因ですから、痛みが急に消えて無くなることはありません。大切なのは患者様へ正しい情報を提供し、過剰な恐怖感と不安感を解除することが先決です。痛みで全く動けないのではなく、恐怖が「痛いけど動ける」という動きまでも抑制していると思いました。

痛みが出てもどんどん腰が壊れているのではないし、痛みが増していくこともありません。1日1日ペースは違うでしょうが痛みは軽減し、動ける動作も少しずつ変化しているはずです。ぜひ間違った知識により怖がらずに早くから動くことにチャレンジしてね!

壁伝いの歩行練習をして時々椅子に座り休憩を入れながら、疲れたらベッドに横になり一眠り。激痛を伴いながら床に滑り落ちよつばいになって、立ち上がりまた歩くという一連の動きを繰り返していました。

夕方になるとほんの少し痛みは軽減してきましたが基本的にはほとんど痛みの強さは変わりません。しかし、痛みは変わりませんが、いろんな動きのコツをつかみ始めていたので動きのスピードは上がってきており、起き上がり・立ち上がりがだんだん早く出来るようになってきていました。

お〜、いい感じでないかい^-^明日は特急スーパー北斗で札幌に戻らなくてはいけない。なんとしても乗ってやる。根性だ〜九州男児の意地を見せてやるばい。待っていろよ北斗!

と、まあ〜意味の無い気合を入れながら歩行練習を繰り返していました。立位での上肢の壁支えを少なくし足への加重量を増やして行くことで手放し歩行に向けての練習へ切り替え準備を開始しました。夕方6時には手放しで立位が可能となりました。

手放しでの歩行開始ですが、最初はすぐに捕まることの出来る壁近くを歩きます。両足は肩幅より少し広めに開くことで支持基底面を広げ安定性を上げます。つま先は外に向かないように(蟹股になると腰の負担が増強するため)真っ直ぐかやや内向きにします。腰を反ることも曲げることもまだ無理なので身体が少し前屈みの状態で、膝は軽く曲がった状態です。軽く膝を曲げて軽くお辞儀をしているような姿勢をイメージしてね。

一歩一歩の足の振り出しは足のつま先辺りに振り出した足の踵が来る程度の短い距離から開始しました。私の場合は体重を踵に乗せる方が痛みの出方は少なかったようです。腰が反ると痛みが強いので、歩行中はお腹を凹ますことで(少し猫背ぎみになる)腰を反る姿勢にならない様に抑制しました。

ちょこちょこ歩いていると、お〜いけるじゃない^-^油断するとビリビリビリ・・・・うっ〜><;激痛で動きが止まる。座り込むと立つのに時間が掛かるので踏ん張る私。根性だ〜数秒こらえて復活!またちょこちょこ歩く。

これを1時間くらい続けるとゆっくりだが部屋内の短距離移動は何も掴まえなくとも歩行が可能となる。なぜ何度も繰り返し歩く練習をするかというと、ぎっくり腰前の痛みの無い歩行のイメージを修正して、現在の身体状態に合った歩行を身体で覚えることが必要だからです。

歩く時に常に歩き方を考えて右足をこの程度まで出して、左足はこのくらい出して、腰はこのくらいの位置でなどと考えながら長時間あるくことは不可能です。外を歩く時や長距離を歩く時は、車や人や疲労や痛みなどいろんなものに意識が分散されますから、できるだけ意識しないでも腰痛の出にくい歩きを自然と行えるように身体で覚えこむことが重要です。

みなさんもぎっくり腰の時は繰り返し同じ動きを練習してみてくださいね。
1時間ほど繰り返し練習していると、もちろん痛みの出方は変化していないですが動ける範囲は広がっていますし、いろんな動作も楽に早く行えるようになってきています。ぎっくり腰の部分が1日で急に治っているのでは無いですよね^-^動けるもんなんですよ!

夜8時になると飲み物が底を突く。咽が渇くな〜@о@;フロントロビーに自販機があった、エレベーターを利用しておよそ50mほどの移動距離かな?初めて部屋を出るので壁の近くを歩くようにし、いざ出陣!

ちょこちょこと廊下を歩きエレベーターへ乗り込む。身体が捻れないので以外に方向転換に時間を要す。腰を痛めてからの今の身体にあった楽な姿勢と歩き方を何度も繰り返し、身体で覚えるように練習を繰り返した成果は大きく、自販機までの移動には時間は要したものの無時到着。飲み物を2本買ったまではいいが、ガチャンという音とともに飲み物の取り出し口ははるか下に存在していることに気付く。マジで〜届かないよ><;近くに椅子があったので、一度よつばいになり飲み物を取る。周囲に人がいなくてよかったな〜怪しい人みたいですし変な動きをしていると、ちょっと恥ずかしいですからね^-^無時部屋まで戻り、本日のリハビリは終了とする。

自販機まで行けたことで明日の帰りは駅まで(約10分程度)歩ける自信が出ましたし、特急の乗り降りも可能だと実感しました。ちょっと気分が良くなり、TVを見て笑いながら白い恋人に舌鼓を打ちながら自分なりに夜は楽しく過ごしました。

明日は札幌への移動だ!気合入れて行くぞ!でも帰りにぜったいイクラ丼を食べて帰ってやる`о´ウニ丼もなあ〜待ってろよ〜・・・・zzz
 

ぎっくり腰2日目

朝7時に起床。寝返りが出来ないため、左向きの姿勢のまま一晩を過ごしており腰の負担が大きいように感じる。ん〜腰が重い気がする?少しずつ腰を動かしていると力が入りやすくなる。まだ腰は反っても曲げても痛いが、昨日よりは若干痛みが減っているようだ!

朝一発目の起き上がりは昨日と同じくらい激しい痛みとの戦いである。激痛による「うっ」@д@;を何度も繰り返しようやく立つ。寝返りが出来ない負担は大きいらしく昨日より身体がそれないようだ。腰を中心にシャワーを浴びて、しっかり腰を温めると昨日と同じくらいに伸びてくる^-^

出発のための準備を整える私。机の下は柿ピーとじゃがポックルが散乱しているがこれは見なかったことにする。さて、今日はホテル→函館駅→札幌駅→次のホテルと長時間の移動である。気合が必要だ!気合だー気合だー気合だー`о´/

10時ちょっと前にチェックアウトしホテルを後にする。タクシーで函館駅まで行くのも考えたが、ゆっくり歩き朝市を見学しながら駅まで向かうことにした。なぜかというと函館まで移動の電車等で2万円は使用しており、ぎっくり腰のせいで何一つ観光も出来ていないためである。このまま何も見ないで函館を去るのは癪に障るからだ。

気合を入れえてホテルの外に出る。朝の日差しキラキラと眩しく心地よい涼しい風が吹いている。すごく気持ちよく背伸びをしたくなる気分だ。学生の頃の前期・後期試験の最終科目を終了した帰りのような開放感です。ふ〜終わった〜・・・てな感じです^∀^

そんな気分は上場の私は意気揚々と歩き出す。肩幅ほどに足を開き軽く猫背で・・・ちょこちょこ歩く。
ホテルを出るとすぐに市場です。ちょっと古めかしい建物の中にはいろんなお店があり、意外に海鮮以外のお店も多いようです。でっかいスルメやカニやイクラやウニなどお土産に買いたいと思う物が溢れていますが、今回は何も買わないで帰ろうと決めました。次回のお楽しみ!

明らかに誰が見ても腰が痛そうな歩きをしている私。しかし商売人は凄い!「おにいさん何かいるものないかい?」私が歩いて通った全ての店のおじちゃん・おばちゃんは声を掛けてくる。このくらいでないと商売は儲からないのだな〜とその商売人根性に感心する。疼元庠舎も学ばなければいけない。
@-@

市場の横に海鮮丼を出している食べ物屋がいくつもあるのですが、ちょっと小奇麗で明らかに観光客向けのお店ですが美味しそうです。ぜったいイクラ丼は食べて帰ろう!ちなみにイクライクラ言ってますが、イクラが好きで好きでたまらないというのではないのです。イクラがどばっとのったイクラ丼というものを食べたことが無いので食べてみたいという理由です。九州には新鮮で美味しいイクラは存在しない。寿司屋に行けばありますが、あれは北海道から輸送したもので、九州のものではないからな〜。

どのお店もあまり内容的には変わらないようですが、店内をゆっくり動けそうでお客が少ないお店に入りました。お店に入りカウンターの席に座る。カウンターはガッチリしているので立ったり座ったりする時に手に体重を掛けられるからです。

私: イクラ丼をください
店員: 普通サイズですか?ミニサイズですか?
私: サイズ・・・?じゃあ普通で

サイズがあるのか?普通サイズなら食べれるだろう。イクラ丼はどんな味がするだろうか?うに丼も食べたいから、この店と違う店で食べようかな^∀^

そんなことを考えているうちにイクラ丼が目の前に登場!お〜イクラがどんぶりいっぱいに広がっている。赤く輝くその玉はまるで赤い真珠のようだ。美味そう〜

さっそく食べようと思うが、何気に座ったカウンターと椅子の距離が遠いようだ?ついお尻でキュッキュッと椅子の位置を修正しようとする。グギッ@д@;痛い〜。腰に激痛が〜つい無意識に動いてしまった。カウンターに両肘を突いたままプルプル震えながらうつむく私。しばらく固まってしまいました。

油断ならないものです。イクラ丼に気を取られて腰の痛いのを忘れた動作を行ってしまった。店に入った時と同じ姿勢で椅子に座っているけど確実に痛みが増している。ちくしょう〜`о´油断した自分に腹が立つ!

5分ほどで痛みが落ち着きイクラを食べ始める私。片手は常にカウンターを押していないと座っていられない。箸でイクラののったご飯をはさみ口へ運ぶ。プチプチとした新鮮なイクラはなんとも美味です^∀^口の中で弾け飛ぶ!

九州であまり美味しく無いイクラしか食べたことのなかった私はイクラを舐めていたと反省です。すごいよイクラ@∀@寿司屋でも時々注文している人をお見かけする程度の脇役で、サザエさんでも「ばぶぅ〜ばぶぅ〜」と叫ぶだけのイクラちゃん程度の脇役と考えていた私。考え方が一変する。ん〜・・・美味しい☆

そんなイクラの感動と共に食べ進む。どんぶりが半分まで来た時に問題が発生!ご飯の上にあったイクラもご飯が減るのに合わせて、どんぶり内のご飯とご飯の間やご飯とどんぶりの間の隙間などに落ち込んでいく。箸でご飯を挟んで口まで運ぶ間にイクラがポロポロと落ちてしまう。う〜イクラとご飯がバランスよい分量で取れない。イクラを一粒づつ食べてみるが?う〜美味しくない´д`感動が薄れる

基本的にはイクラ丼も半分以下に減ってくると、どんぶりを持ってかきこまなくては食べ難いようです。片手をカウンターから外すことは出来ない。いろんな作戦を練るがいい案は出てこない。諦めよう´д`

後ろ髪を引かれる思いで店を後にする。意外に満腹感がありウニ丼は食べれそうにない。あ〜あ〜全然食べれなかったな。あ〜あ〜・・・・

函館駅に向かい無時到着。特急券を購入し咽が渇いたのでお茶を買いに行く。ホテルでも自販機の取り出し口の低さに苦戦したので売店へ向かう。売店横に意外なものが置いてある。障害者の方が使用しやすいように作られた自動販売機である。お〜すごい^о^函館駅やるじゃないか!感動です・感動です!

自動販売機は車椅子の方がお金を投入しやすくまた取り出しやすいように、自動販売機の中心に金銭投入口と取り出し口が設定されています。すごく買うのが楽ちんですよ〜

今までにこのような自動販売機などを見ることは時々ありましたが、今回自分が腰を痛めて動けない状態になって見る視点は違い、同じ物を見ても感じ方や捕らえ方も全然違ってきます。本当に障害者に優しい街づくりということの大切さを強く感じました。

いよいよスーパー北斗乗車です。約3時間30分の長旅です。この特急列車は非常に横揺れが激しいので、座席ではなるべく深く腰掛けて足置きのステッパーを押し付ける姿勢を取りました、片手は常に必ず肘置きをガッチリ掴む。すると安定性があり楽に座れましたね。よし、これで3時間30分は行けそうーだ!根性〜`о´と電車が動く前から気合を入れる私。

電車がゆっくり動き出す。函館の景色が車窓から見える・・・・観光は次回の楽しみとしよう。函館では魔女と会うことができたし(ぎっくり腰は俗称で魔女の一撃とも言われます)勉強になったと思えばラッキーかな?慢性痛日記のネタもできたしな!また来るよ函館・・・じゃあね^∀^

と思いながらカッコつけていると横揺れで腰が〜腰が〜@д@;札幌到着まで一睡も出来ずに手や足でプルプルと踏ん張り続ける電車の旅でした。

なんとか無事に札幌に到着する私。本日のホテルは赤レンガ作りで有名な旧北海道庁の近くです。札幌駅からは歩いて1km程度ではないかと思います。タクシーは使わないでリハビリがてら歩くことにしました。電車に長く座っていた影響と横揺れ対策のため手足で踏ん張っていたので意外に体力的にも疲労していました。

ホテルでゆっくり寝ようと思いながら札幌駅を出発する。あいかわらずのちょこちょこ歩き。長距離を歩くので1・2・1・2とリズムを取りながら歩いていく。歩きもだいぶ安定してきているのですが、ちょっとした段差などで微妙に変わるバランスに対応が上手くいかないことも多く時々腰に激痛が走る。><;

札幌の町は緑が多く非常に空気も良くていい町で、平坦な道なので凄く歩きやすいですね。ちょこちょこ歩いていると旧北海道庁が右手に現れました。実は北海道の初代開拓長官は佐賀藩出身の人物で、佐賀県出身の私としても札幌の人達にちょっと自慢できる部分です。札幌は佐賀人の英知を基礎にして出発した町なのです。

さて、旧北海道庁方向に道を渡るのですがちょっと道幅が広い。これを私の歩行スピードで渡りきれるだろうか?(普通の人の約1/2程度の歩行スピード)チャレンジあるのみ!気合だ
`о´/

赤信号の間に交差点の最前列に立つ。周囲の人がぶつからないように大げさに腰が痛そうな演技をする私。よし、これで周りへの威嚇が出来た。後は若干フライング気味にスタートするのみ!赤から青になるちょっと前にスタートし、これまた痛そうな感じの歩き方で進む。周囲の人々は気を使い避けてくれる。中央突破でどんどん進んでいくと反対方向から渡ってくる人達が近づいてくる、また痛そうな歩きをしていると避けてくれる。お〜中央突破成功だー!と思っていると、ちょっとおおげさな歩き方をしていて腰に激痛が〜交差点2/3程進んだ地点で動けない。痛みが治まるのを待つ・・・・早く治まってくれ〜
@д@;青信号が点滅し始めた頃に復活し何とかセーフ。無時渡りきる^д^

ホテルに到着しお部屋で横になる私。腰の痛みは昨日より若干楽にはなっているが歩ける距離は伸びて、歩行中も楽に歩けているな〜よしよし^о^ベッドからの起き上がりは相変わらず一度よつばいにならないと出来ないな〜。まあ〜仕事までは何とかなるだろう〜。プラス思考で2つ日目を終える。

ぎっくり腰3日目

この日は研修会の運営のお手伝いをする予定になっていました。ホテルを出てタクシーで会場へ向かうのですが・・・?あっ腰を痛めてからは初めて乗るな?大丈夫だろうか?ちょっと心配です。

タクシーには講師の先生と2人で乗り込んだのですが、私は腰が痛いので講師の先生が気を使って奥の座席(運転手さんの後ろ)に乗ってくれました。お心使いありがとうございます^-^。

タクシーは電車に比べると座席が微妙に低いし乗り口も狭くて・・・乗りづらいな〜@-@と思いながら、タクシーの助手席を右手でつかみ左手は自分の座る座席の背もたれ辺りを押し付けながら後ろ向きでお尻から座り無時に着席完了。やはり時間を要する。

札幌の町は直線が多くカーブが少ないために乗っている間は腰の激痛は少なくて済みます。九州だとカーブばかりだから全然違うと思いますね。運転も丁寧だったと思う^-^会場に到着し現地のお手伝いを頼んでいたスタッフと合流。ぎっくり腰の連絡をしていたので松葉杖と一本杖を用意してくれていました。

だいぶ歩ける距離も伸びて、昨日は1kmほど歩けた実績から、今日は2kmくらいならゆっくり時間を掛ければ歩けるのでは・・・というほどの自信はついてきていました。自信過剰か?

一本杖を使用すると若干楽に歩けるので使わせてもらうことにしました。会場内の準備は現地のスタッフがほとんど行ってくれて、結局私はほとんど何もしていないという状態です。

右の腰が特に痛みが強い様に感じていましたので、歩行では右足を着地する時に重心が右に移るので腰への負担が増します。このため左手に杖を持ち右足の着地と合わせて杖を突きます。

右足を振り出して地面に着地した時に左手の杖を同時に右足と同じ距離くらい前の位置に突きます。左足が後ろに残っていますからちょうど右足と左手の杖と左足で三角形ができますよね。二本の足で立つよりも安定性が向上して体重も分散できるという仕組みです^-^皆さんの生活でもよくみる三脚椅子は四脚椅子よりもガッチリしているでしょう?

一本杖で歩くと腰の負担が軽く済むのですが、この2日間で学習した「痛みがあるけどあるける歩行動作」とは歩き方が変わってきます。歩き方が変われば不意に油断が出て痛みを誘発する動きをすることがあります。時々激痛が来ます><;かえって使わない方がいいかも?と思いながら杖は使ったり・使わなかったりしていました。

午前中は講義が続くので私も講義を聴いてちゃっかり勉強です。この日もやはり椅子に座ると腰痛も出ますし長時間の座位に対する耐久性はまだまだです。机を両肘で押して腰へかかる負担を減らしたり、椅子の座面を押したりと忙しかったですね。

午後より実技の時間です。ちょうどぎっくり腰を起こしていた私はデモンストレーションの症例として使用されました。ベッドにうつ伏せになり(腰が反れないのでお腹に巻いたタオルを入れる)受けます。右腰を中心に(専門的にはL5〜S1番を中心に)筋への刺激を加えて痛みを軽減させるのですが、終了後に効果が出ているかを確認するために腰をグイグイと押されました。お〜圧迫されても痛みが少ないぞ〜^∀^痛みが軽減し起き上がりが楽に行えました。

腰は反る方向はかなり楽になり曲げる方向は若干動きが改善していました。私も急性痛に対するこの技術を受けるのは初めてで、思っていた以上に効果が出るのを自分の体で体感できたことは非常に勉強になりました。すごい!

腰を曲げたり反ったりすることは痛みがまだ残っており、先生より「あなたが今感じている痛みの原因の一つは記憶が影響しているだろうね〜」と指摘される。確かに痛みに対して私はかなりの恐怖感があります。そのくらいの激痛をこの2日間何度も何度も味わっているのですから。

受けてから時間が経過してくると動きがさらに楽になってきました。浅く腰・膝を曲げるスクワットなども可能になり、歩くのもかなり楽に動けている体感がありました。痛みが残っている場所は靭帯や深部の小さな筋を損傷している可能性もあり、修復のための炎症ですから炎症が終了するまでは痛みが続くのは当然ですが、ある程度の痛み軽減が出来て動きが楽になるなら急性痛に対応する鍼や関節を動かすことでリラクゼーションを行うカイロプラクティックなども上手い人の技術であれば受けるのはよい事かもしれませんね?

でも炎症が原因でありこれらの技術は対処療法で損傷部を一つも治しているものではないのです。その技術で治っていると錯覚しないでくださいね・・・・ぜ〜たい誤解しないでくださいね。  

あくまでもぎっくり腰をした後に病院受診をしてヘルニア等の問題が無いことを確認してから炎症が強い時期(受傷後3日程度まで)以降にご利用をされるのは良いかもしれません。ぎっくり腰は何もしなくても2週間以内には急速に痛みが軽減するのですから、利用するとしても1回で結構です。1回で効果の出ない場合はその人が下手なのか技術自体が効果の無いものであるかの何れかでしょうから、何度もせっせと通わないようにしてくださいね^-^何度も通うように進める奴は「詐欺師」です。

デモンストレーション終了後から動きが良くなり、気分揚々と受講生の実技を見たりアドバイスしたりしていました。延長コードをコンセントに繋げる時につい普段と同じようにしゃがみ込んでしまい、腰を強く反ってしまいました!激痛が〜!つい油断してしまった><あまりの激痛にしばらくしゃがみ込んだまま動けない。ターミネ―ターでシュワちゃんが裸でタイムスリップした直後の姿勢・・・あれです。ダアダッダッダッダァ・ダアダッダッダッダァ・・・・

腰を反ることで仙骨とL5が衝突というか入り込んだというか?関節の過度の動きにより痛みが誘発された感じです。ん〜深部の靭帯か筋の損傷がやはりありそうだな?ちょっと痛みの軽減には時間がかかるかもしれんな〜?困った困った@д@“

しばらくすると痛みは軽減し動きはだいぶ戻る。その後も実技のアドバイスなどをしながら過ごし研修は無時終了する。今日はだいぶ長い時間立っていたな〜立ちっぱなし時間が長く腰周囲の筋肉疲労も感じるな〜。ホテルでシャワーを浴びよう!

無時ホテルに到着しシャワーを浴びる。
あ〜気持ちいい\^о^/
夜はススキノへ食事に向かう。お店は北海道の地元の食材を扱うというお店で美味しいらしい!掘りごたつ式の一室に案内され、座椅子の背もたれはS字に曲がり高級そうな匂いのする居酒屋さんです。手をあっちこっちにつきながら何とか座り背もたれに寄りかかると同時に激痛が〜>о<;S時の背もたれでもろに腰を反ってしまう!また油断してしまった。激痛でしばらく固まる@ж@

S字の背もたれに座布団を丸めて挿入し座位が可能となる。そうしていると食事が運ばれて来る、なんとまあ〜すごいボリュームです。\@∀@/確か一人6000円程度のコースだったのですが、九州ではありえないボリュームと新鮮な海鮮の攻撃に圧倒される。しかし腰を痛めてからはあまり食欲が無いのでほとんど食べられない私。悔しい〜

食事は美味しく痛みは伴いましたがぎっくり腰3日目も無時終了しました。

ぎっくり腰4日目

朝目が覚めてちょっと腰を動かしてみる。ん!@о@

腰の動きが少し楽なように感じる?あれ〜腰を反ったり曲げたり出来る範囲が少し広がっている!気をつけながら時間を掛けてベッドから起き上がってみる。もちろん横に椅子があり手を利用して、よいしょっ`о´腰に痛みが走るが我慢できる範囲である。起き上がれた〜
\^∀^/よつばい卒業

調子は上向きだし腰の動かせる範囲も広がっている。歩いてみるとだいぶ楽に歩けるし歩行スピードも昨日より若干速い。明日は仕事なので何とか間に合うかも?気合が入る。

ホテルの部屋を出て廊下に出る。廊下をキョロキョロと見渡しても朝早いので皆さんまだ寝ているようだ。今がチャンスと裸足になり廊下で軽いジョグを行ってみる。おっいけるぞ〜^о^腰に若干響くけど数メートルはゆっくり走れるじゃない。もちろん腰は力を入れて固めて捻らないように走っているのでスピードは普通の人の歩行スピード程度です。しかし私にとっては草原を走り回る馬のように思えるほどのスピード感でした。

朝から歩行練習と軽いジョグを繰り返しやや疲れる。ホテルをチェックアウトし研修会場に向かう。午後には研修が終了し千歳空港へ。

帰りは普通席が取れなかったこともありスーパーシートに初めて搭乗します。スーパーシートはチェックインするカウンターが特別に儲けてある。帰りは長距離の歩行が予想され動きやすいようにジャージで行動しておりました。スーパーシートの受付カウンターは誰もお客さんは並んでいない。一般の受付は長だの列が出来ている。今日は3連休最後の日だから人が多いのも仕方のないことだ。

一般の方々大変ですね^-^と心の中でつぶやきながら受付へ進む、やはり誰もいないカウンターに進んでいくと人の目線を感じる。ジャージなのでちょっと何かのプロスポーツ選手ですみたいな感じで可能な範囲でさっそうと歩いてみる。それっぽいと思い込む心構えが大事さ!

受付はすぐに終了したので、並ばなくてよい一瞬の優越感はなんとも味気ないものですね@д@手荷物検査で結局長時間並ぶのです・・・・

飛行機に搭乗して確認するとスーパーシートの座席は一番先頭の通路側です。お〜いよいよスーパーシートに座る。腰が痛いのでいつもよりやや腰を奥まで引いて座る。おっ!こりゃ凄い\^о^/座った瞬間からその違いを痛感させられる。手を使わなくても座れるし痛みが出ない!このフィット感は凄いぞ〜

もちろん足も踏ん張ることもいらないため、なんと空の旅では眠れたのです。椅子が違うとこんなに違うものかと感心してしまいました。

無時福岡に到着。今までに飛行機に何度も乗って来たのですが先頭で一番に飛行機を降りたことは無く、今回は先頭でちょっとドキドキです。飛行機の扉が開き一番に降りる私^∀^特に感動は無かったな。後ろが詰まるので早く歩くのに必死です。ちょこちょこ急いで歩く。ビジネスマンに抜かれ女性に抜かれ小学生にも抜かれていく・・・ちくしょう〜><:空港の到着口へ出るまでに全員に抜かれてしまいました。歩行スピードはまだまだだな〜と実感。

なにはともあれ無時福岡に帰り着き自宅に到着。明日の仕事に備えて早めに就寝する。とてもじゃないが今の腰の痛みでは仕事復帰できる状態ではないな?・・・明日の朝の状態で仕事へ行くかを判断しよう。そんな事を考えながら横になっているとすぐに就寝・・・・zzz

ぎっくり腰5日目

朝目が覚める。腰の痛みも昨日より軽くなり動きは昨日よりかなり楽である。講師の先生から「記憶が影響しているじゃないか?」と言われた言葉を思い出す。

記憶か・・・?
ぎっくり腰をした後の数日間(北海道滞在中)は腰を動かすと脳へ激しい痛み刺激が送られ続けていました。私の脳は繰り返し痛みの情報を受け取り、どのような状況(身体の動き)で痛みが感じるかを繰り返し学習しているのです。痛みを誘発する動きがハッキリ認識されてくるとその動きを行わない様に(抑制)なりますし、その動きで感じたくないあの激しい腰痛が出ると思うと恐怖が増強されてきて、その動きを痛みよりも恐怖感により行わなくなる(抑制)でしょう。もちろん激しい痛みではない情報を脳が敏感に激しい痛みとして捉えていた可能性(思い込み)もあります。

例えば小さな子が無断でおやつを食べて親に怒られたとしましょう。もちろんゲンコツつきで@-@;ゲンコツの痛みと怒られたという記憶が残り、次から無断でおやつを食べるのを止める子もいますし、数回繰り返しゲンコツと説教を受けていくことで止めるようになる子もいるでしょう。

ゲンコツの痛みと痛みへの恐怖や親から怒られる恐怖などの記憶が中心となり、その子の行動(無断でおやつを食べる)を止める結果となっていくと思われますが、私の場合はゲンコツの痛みよりもおやつの美味しい誘惑に負けて懲りずに繰り返していましたが><。はなたれでわんぱくなお子様でした。

例の様に恐怖や痛みがある行動を抑制することは、抑制効果の強弱の差はあれども生活の中にはたくさん溢れていて、また恐怖が強くなり過ぎて行えるはずの事が恐怖により実施できなくなることも多い様です。

ぎっくり腰で激痛を何度も何度も繰り返し学習した私は、専門知識を生かして早期よりいろんな動きにチャレンジして良い結果を最短スピードで出せていると思っていましたが、5日目の朝では腰の痛みは明らかに昨日よりも大きく軽減し動きも改善できていました。この数日間の痛み軽減のスピードからは想像できないほどの変化です。突然損傷部が治ったわけではなく、北海道から福岡に無時帰って来たことで安心感も影響し恐怖感が軽減したのではないかと思います。

もちろん腰を反ったり曲げたりすると激痛がありますが、ゆっくりだと何も捕まらずに床にしゃがみ込んだり立ち上がったりも出来るようになっていました。昨日の痛みや動きからはぜったいできない動作です
@о@。

私自身はあまり感じていなかったのですが、私の動きも恐怖感に影響されて抑制されていた部分とこう動くと痛みを感じるという思い込みの部分は意外に大きかったのかもしれません。

この日は仕事で患者様10名のリハビリを行えました。立って仕事をすることもあれば、患者様の状態によってはマットに座り仕事をすることもありました。何れにしても昨日までの身体状態では不可能じゃないかと思える姿勢を取れているのです@о@。仕事に集中しているので腰の痛みをいくらか軽く感じていたのもあるでしょう。

本音は朝の段階でも仕事は出来ないだろうから薬をもらい早退だなと考えていました。が・・・・無時仕事を終え、翌日は別の病院で18名のリハビリが可能となる!仕事復帰完了です。

約2週間で日常生活の動きでは腰の痛みは改善されました。今は絶好調です
\^о^/

教訓

ぎっくり腰を体験して多くの勉強をしたと思います。ぎっくり腰をした当日の痛みの激しさは凄く救急車を呼ぼうかと思うほどでした。腰の筋・靭帯等の損傷が予想されるので、損傷部の修復のための炎症が終了しないと痛みは止まりません。このため、炎症を抑える薬を飲んで痛みを和らげて様子を見るという治療が予想されました。

幸いに足やお尻に痺れや脱力がなくヘルニアでは無いことが予想されたので、病院受診はせずに自分で冷静に様子を見ながら動くための練習を開始しました。

最初に患者としては何を考え行動するかが大切な様ですね。世の中に溢れるぎっくり腰についての間違った常識を捨てることが大切です!

ぎっくり腰の激痛はもの凄いですよね、動くと痛いですよね?工夫しても本当に動けないですか?

  • 無理に動くと痛みが強くなっていくのでは思っていませんか?
  • 動いて痛みが何度も出ると腰がどんどん悪くなっていくのではと思っていませんか?
  • 痛みがある時に動くと、またぎっくり腰になるのではと思っていませんか?
  • 安静にして寝ていると早く痛みが治ると思っていませんか?
  • ぎっくり腰の治療は薬を飲んで安静にしていることが一番だと思っていませんか?
  • 鍼・整体・カイロなどはぎっくり腰をした後は痛みが消えるまで通いつめるものだと思っていませんか?
  • 動くことへの恐怖が強くあり、その恐怖は痛みが強いからという理由だけで感じているのですか?自分が何を根拠に恐怖を感じているか、間違った認識が恐怖の基になっていないかを考えてみてください

皆さんならもう十分に理解されましたよね^∀^
ぎっくり腰の治療は医療者や薬や針・整体等が主役ではない、皆さんの考え方や行動そのものが大切な治療の主役なのですよね?

腰の痛みが完全に消えるまで動かないという人、痛いけど動ける範囲をどんどん工夫して動く人では仕事復帰までにかかる日数などの結果は大きく違うでしょうね。

ぎっくり腰では常に激しい痛みと恐怖に襲われますが、自分が何を恐れているのかを見つめ直し、無用な恐怖は修正し立ち向かう勇気が必要だと感じました。

今回の私のぎっくり腰体験を通して、読まれている方が将来もしもぎっくり腰になられた時の参考になればと思います。ぎっくり腰は経験しないのが一番ですよ^∀^ゝ痛いから〜


痛み緩和教室
疼元庠舎(とうげんしょうしゃ)

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